宵星書房>刊本・小説
豆本とは、手のひらにのるほど小さな本のこと。書き言葉の歴史と同じぐらいの歴史があり、世界中で、その時代ごとの技術の粋を集めた豆本が作られてきました。
宵星書房の豆本はコピー機や家庭用インクジェットプリンター、時にはオフセット印刷機などさまざまな機器で印刷しながら、手仕事で作り上げています。どれぐらいの大きさを「豆本」と呼ぶかはいくつかの定義がありますが、私が作る豆本は長辺76mmまでをひとまずの目安としています。
Magazine(雑誌)の“zine”でZINE(ジン、Zine、zineなど表記はいろいろです)。定義は難しいのですが、簡易な製本方法のものが多い、個人やグループが自主発行する冊子を指すようです。
宵星書房でもZINEだからできる表現を目指して発刊してきました。
(豆本と比べて)大きい本、普通の大きさの本も作っています。長く読めるように無線綴じではなく1冊ずつ麻糸を使って糸かがり製本で手作りしています。
まだまだヒヨッコですが小説も書きます。温かい読後感や心に残る結末を目指して書いています。